土、日が晴天になる予報に、久々に泊まりで遠出しようと、晴天の予報の中でも、降水確率の低い仙台方面に向かうことに決定。週末からの急な気温の低下に合わせウエア、グローブも準備して出発。
首都高の混雑を抜け、快調に東北道を行くと、やはり寒い、もちろん冬の寒さではないが、ついこの前までの感覚でいえば、風のせいもあり『寒い!』。ちょっと萎えてしまい『やっぱり福島辺りで日帰りUターンかな・・・』なんて頭を過ぎったものの『久々!』が打ち勝ち、結局昼12時過ぎに岩手県一関ICへ到着。
国道284号線(気仙沼街道)で太平洋に向かい、宮城県気仙沼市に入り国道45号線(東浜街道)で海岸沿いを南下、道の駅「大谷海岸(はまなすステーション)」で休憩。ここはJR気仙沼線の駅を兼ね線路を渡ると砂浜が広がる「日本一海水浴場に近い駅」だそうです。
さらに国道45号線を南下、陸前戸倉から国道398号線へ入ると、志津川湾が見える広めの道で交通量も少なく、休憩のため立ち寄った名勝「神割崎」の駐車場はガラガラでした。
再び国道398号線に戻りしばらく走り「十三浜トンネル」を抜けると398号線は大河を見下ろしながら北上川の河口堤防上を走る道となり石巻市に入ると女川まで「リアスブルーライン」「女川街道」と通称を変えながら、リアス式海岸の細かな海岸線に沿ったタイトなコーナーを楽しませてくれました。
女川に着くと2004年夏に走った牡鹿半島、県道220号線(コバルトライン)へ、ところが女川湾を一望しながらのはずが一転して空は暗くなり今にも・・・「あっ!」小雨が降り出した。
最初弱かった雨も一瞬強くなり、そしてまた青空。「コバルトライン」の後半3分の1は安全走行で、やっぱり天気にやられたと思っていたその時、視界の切れ目、鮫浦湾方向に大きな虹が現れ、停車し早速撮影。雨に降られたこともすっかり忘れるほどの風景でした。
「御番所公園」で休憩をとる頃には夕方4時、明日の帰りを考え仙台付近で宿泊することにして携帯でネット予約完了。
仙台市内務向けて県道2号線で引き続き海岸線を走り石巻市内へ国道398号線に戻り市街地を抜け、以前泊まったホテルの横を通り三陸自動車道石巻河南ICへ仙台東部道路仙台東ICからは国道4号線で今日の宿泊先『
ホテルルートイン仙台長町インター』へ無事到着。
さすがに、疲れきって大浴場へ直行、食事後は早めの就寝でした。
翌朝は、7時に出発。仙台南部道路長町ICから東北道仙台南Jct経由でゆっくりと帰ってきましたが、最低気温は10℃。紅葉はまだでしたが着実に冬に向かう初秋の東北ツーリングでした。
『今回のツーリングで今年も10,204kmを超えました』

駅舎(道の駅建物)の下にはホーム、線路を渡れば砂浜