 塩尻から長岡へ
ずっと一般道で (310Km)
2009/10/11
きょうは、糸魚川を目指し7時に塩尻を出発しました。
せっかくなので今日は高速を使わないで走ることを決め、とりあえず国道19号線で松本まで向かいました。
気温はさすがに低く、国道の温度表示は10℃。一応、初冬モードで来たので、寒さは問題なかったのですが、松本から奈良井川を渡り、国道147号線に入ると山の方から深い霧が流れ込み、まるで曇天のような状態で、大町付近までは、景色どころか前方も見えないほどでした。
しばらく走ると気温も上がり、すっかり霧も晴れてくると、紅葉前の山々の姿が現れてきました。特に白馬付近に差し掛かると八方尾根の景色の素晴らしさに、しばらく国道148号線、県道433号線(千国街道)を行ったり来たりとツーリングを中断し、撮影優先になるほどでした。
再び糸魚川方面を目指していましたが、途中休憩でツーリングマップルを眺め、根知から県道225号線、221号線で日本海に出るコースもあることを知り向かってみたのですが、振り返ると青空なのに、何故か、私が向かう方面は、パラパラと雨が落ちてきます。 それでも、覚悟を決め途中まで向かったのですが、路面のコンデションも、あまり良くなかったためと、市が設置した「クマが出るので注意してください」という、比較的新しめの看板に挫折し、Uターンして、国道148号線で糸魚川へ到着しました。
ここからは日本海に沿って走る国道8号線で直江津に向かったのですが、眼下に広がる海は荒れ、色も妙で、更にはポツポツと雨も落ちてくる始末。 直江津で雨は一旦上がったのですが、空を見上げると、部分的に青空と曇り空が混ざる空に、さすがに昨日の雨にやられたことが頭によぎり、切り上げて高速で帰ることまで考えました。
でも、一般道で既に200km以上走っていて、高速で350kmひたすら帰るのも、億劫で、自問自答を繰り返し、宿が取れたらということで、新潟県内のルートインホテルをあたり、ようやく『ルートインホテル長岡インター』に予約を決め、上越から国道405号線(棚田ハイウエイなどと地元看板がありました)、国道403号線、国道404号線で長岡までたどりつけました。
この上越、十日町、松代附近は棚田が多く、国道なのに道が車1台がやっと通れるような細く入り組んだ部分もあり、アップダウンも多い道ですが、何といっても車が少なく、気持ちよく走れる道です。 ここでも、途中雨にやられましたが、道の駅「まつだいふるさと会館」の駐車場では「ほくほく線元気祭り」で、よさこいのチーム対抗を行っていました。
また、豪雪地らしい、懐かしい風景を目にすることができる場所ですので、是非走ってみてください。
明日は早起きをして東京に戻ります。
 青木湖
 白馬 八方尾根
 白馬 八方尾根
 日本海
 国道405号線
 国道403号線
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